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東久留米で新たなマルシェ開催へ 地域の魅力で「にじいろ」な「じかん」を

発起人の「珈琲屋にじ」店主・石井さん。出店先の仲間とともに地域を盛り上げる

発起人の「珈琲屋にじ」店主・石井さん。出店先の仲間とともに地域を盛り上げる

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 東久留米市を中心とした地域の「素敵なもの」と「食」を集めるイベント「にじいろじかん」が11月26日、コミュニティーセンター「MIDORIYA(みどりや)」(東久留米市滝山5)で初開催される。

コミュニティーセンター「MIDORIYA」。ブックカフェと地産マルシェ、レンタルスペースの3つの顔を持つ

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 会場は「滝山五丁目」バス停の目の前。かつて「みどりや菓子店」として営業していた建物を現オーナーがリノベーションし、野菜の直売やカフェ、イベントスペースに使えるコミュニティーセンターとして2017年にオープン。店長の村岡雅之さんは「地域の若い作家さんにもこの場所を使ってもらいたい。このイベントを応援している」と期待する。

 主催はコーヒー店を営む「珈琲屋にじ」の石井愛さんと、「耳つぼlove_eggs」の熊谷詩香さん。企画にあたり「東久留米をもっとすてきな街にしようと活動している人たちを知ってほしい」との思いを込めたという。石井さんはイベントや店舗へ出張する形態で営業しており、同所の店頭でも月1回出店している。今回はこれまで出店先でつながってきたセラピストやハンドメード作家のほか、近隣で活躍するこだわりの飲食店に声を掛けたという。「小学1年生から滝山団地で育ち、『MIDORIYA』にも思い入れがある。この場所に人を呼びたいし、団地や東久留米市を盛り上げていきたい」と意気込む。

 店頭ではエチオピア産野生のコーヒーのほか、地元で農家を営む奈良山園と大島農園の野菜直売、会場近くに店舗を構える「カフェデュシプレ」のタルトやキッシュが並ぶ。イートインスペースでは、注文すると隣の弁当屋「NUTS」から配達された出来たての温かい弁当が食べられる。店内ではハンドメード作品の販売やカラー診断、耳つぼセラピー、引きそろえ糸を使ったワークショップも行う。

 石井さんは「つながった人たちのいろいろな『色』を出していきたいので、イベント名を『にじいろ』とした。地域の良さを感じられるすてきな時間を過ごしてほしい」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時30分~15時30分。

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