小平のガスミュージアム(小平市大沼町4)で現在、ハンドメード雑貨とリラクセーションサロンなどの出店が集う「みんなデパート」(通称=みんデパ)が開催されている。主催はみんデパ事務局。
オリジナルキャラクターのネーミング投票が行われた第2回も話題に
「デパートのように楽しいすてきが集う場所」として、手作り雑貨やフード、サロンワークや音楽などを集めた同イベント。「小平を盛り上げたいみんなと、頑張るママたちを応援したい」「小平とその近隣のハンドメード作家さんを応援しよう」と、事務局の川里富美さん(小平市在住・「ライオンハウス」運営)と、森楓さん(東久留米市在住・ハンドメード「mon favori」運営)が立ち上げた。2017年に初開催し、昨年の第2回では来場者数が4500人を超えた。
第3回となる今回は、昨年開館50周年を迎えた同館のセミナールームとロビーで開催。「ハッピーノエルコレクション」をテーマに「ハンドメード雑貨販売」「リラックス&ビューティーサロン」、服やファッションアイテムのシェア会「x Change」や「ワークショップ」「フォトスタジオ」の各ジャンルが日替わりで出店する。
リラックス&ビューティーの初日となった4日は「自分にごほうび!」がテーマ。「和のクラニオ ゆるゆるお手あて」「ヘナ&ハーブセラピーサロンmedelu」「イシカワアロマ」の3組が出店した。互いに組み合わせたメニューも来場者から好評で、出店者らは「新たなコラボの可能性も見えた」と話す。ハンドメード雑貨販売の日は、自分用だけでなくクリスマスプレゼントに、個性あふれる手作り雑貨やアクセサリーを購入する客も多かった。
同施設は、新青梅街道沿いの東久留米市寄りに位置する歴史博物館。川里さんは「交通アクセスなど心配な点もあったが、幅広い層のお客さんが来てくださっていて、驚くと同時にうれしい。この機会に初めてガスミュージアムに来たというお客さんも多い。イベントを楽しむのはもちろん、身近にあるすてきな場所をもっと訪れてほしい」と話す。
最終日は「みんデパ相談会」を開き、同イベントを締めくくる予定。「イベントやサロン、作品販売、地域のことを気軽に相談できる時間なので来てもらえたら。出店者やお客さんが交流できる機会にしたい」と呼び掛ける。
14日まで。開催時間は10時~15時(ガスミュージアムの開館は17時まで)。