「まちを元気にするプロデュース力を学ぶ」がテーマのシンポジウムが2月24日、自由学園(東久留米市学園町1)で開催される。
「多摩コミュニティビジネス(CB)シンポジウム2019」と題するこの催しは、今回が11回目。主催の多摩CBネットワークは2009年以来、年1回多摩地域の大学で同シンポジウムを開いてきた。そのほかに「CB講座」や「交流会」も開くなど、コミュニティービジネスの普及活動を通じて多摩30市町村の活性化に取り組んでいる。
今回のシンポジウムは「多摩 CB 物語」と題し、これまで10年の活動を振り返り、多摩エリアの未来の姿を探るものになる。第1部ではキーノートスピーチとして、徳島県で山に生える葉を料亭に卸すビジネスを展開する横石知二さん、横浜市で公民連携を進める河村昌美さん、寺の住職で市の職員、「UFOでまちづくり」を推進する高野誠鮮さんが講演するほか、世話人などによるパネルディスカッションも行う。第2部は会場を移しての交流会で、軽食を食べながら多摩地域で活躍する会社や団体のPRブースを巡回して交流する。
開会に先立ち、自由学園のキャンパスツアーを実施。東京都の歴史的建造物に指定されている木造校舎などを見学する。
開催時間は第1部=13時~17時、第2部=17時30分~18時30分。参加費は第1部・第2部合わせて1,000円(学生無料)。キャンパスツアーは別途1,000円(昼食代込み)。参加にはホームページから申し込みが必要。当日は上履き持参のこと。