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西東京・旧東大農場で「観蓮会」 200種超の花ハスを観賞

オリジナル品種の「月のほほえみ」

オリジナル品種の「月のほほえみ」

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 西東京市の東京大学生態調和農学機構西東京フィールド(旧東大農場=西東京市緑町1)のハス見本園で6月25日、「観蓮会」が開催される。

東大敷地内で発掘された古代ハスの「大賀蓮(おおがはす)」

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 200品種以上の花ハスが栽培されている同園。栽培されている品種の一つ「月のほほえみ」は同機構の前身である東大緑地植物実験所で育成され、昨年登録されたオリジナル品種。花びらがクリーム色で、大きな花を高い位置につけるのが特徴。花が穏やかな月の光のようであることが名前の由来になっている。

 同様に2011年に登録された「緑地美人」は、咲き始めは黄色味がかった紅色で、徐々に紅色が薄く変化する。そのほか東大検見川総合運動場で発掘された古代ハスの「大賀蓮(おおがはす)」や「千弁蓮(せんべんれん)」など、多数の花ハスを鑑賞できる。

 当日はボランティアによるガイドを実施。敷地内にある農場博物館は現在キャンパス整備工事のため休館中だが、当日に限り特別開館する。大賀蓮の香りを再現した東大オリジナルの商品「蓮香オードパルファム」なども販売。

 開催時間は7時~11時30分。入園無料。悪天候時には予告なく中止の場合あり。自動車での来場は不可。

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