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三重出身シンガー・ソングライターが小平のアーケード商店街を歌に CD1000枚配布

楽曲を制作した三ツ矢竹輝さん(左)と会長の浦野淳也さん(右)

楽曲を制作した三ツ矢竹輝さん(左)と会長の浦野淳也さん(右)

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 シンガー・ソングライターの三ツ矢竹輝さんと小平駅前ショッピングセンターがタッグを組んで制作したCD「未来来-MIRAKURU-」が12月22日から、1000枚限定で無料配布される。

パッケージのイラストは黒板アート作家「すずき らな」さんによるもの

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 楽曲は昨年、同センターの創立50周年を記念して三ツ矢さんが作詞・作曲したもの。実は当初用意していたのは「いかにも商店街っぽい曲調」だったというが「商店街の方々がこれまで歩んできた歴史や熱い思いに触れるうち、もっとちゃんと応えなくてはと思った」と三ツ矢さん。改めて作り直し、ポップな曲調の中にあえて「いつもいいことばかりが続く日々ではないけれど」のフレーズを入れ「だから僕らは手を取り合い 今日を生きてゆくのでしょう」と続けた。

 昨年11月のイベントで初披露し、その後何度かの演奏を経て一緒に口ずさむ観客も増えるなど、徐々に認知度が上がっている。

 同センター会長の浦野淳也さんは「最初は小平で活動しているシンガー・ソングライターの人がいると聞き、それじゃイベントに来てもらおうかという感じだった。でも話をしていくうち、嫌な顔をせずにフットワーク軽く引き受けてくれるところや真面目すぎる面を知り、彼自身を応援したいと思うようになった」と話す。

 商店会のバックアップを受けて正式にCD化が決まり、レコーディングを終えたのは今年の夏。仮称のままだったタイトルは「ショッピングセンターの50年間の歩み=『軌跡』と、お客さまや自分たちが巡り会えた『奇跡』をかけて」付けたという。

 三ツ矢さんの出身は三重県伊勢市。小平に移り住んで5年目を迎え「温かい人が多く、緑があふれる街並みが好き。どこか故郷に通じるものを感じる」と話す。現在は福祉施設での演奏や市内外でのイベント出演などのほか、歌とは関係なくイベントのチラシ作りを手伝うこともあるという。「いずれは動画で街を紹介するCMなども作っていきたい」と意気込む。

 12月22日は同センターのアーケード内に特設ステージを設け、スペシャルライブを行う。三ツ矢さんのほか、「ふるさとデュオ」として活動する「モロコシボーイズ」や「ジャズクローレ ワイワイユニット」、親子連れに人気の「地域宣伝隊コダレンジャー」が出演する。

 CDはライブ会場のほか、各店舗でも配布する。無くなり次第終了。

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