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「小平グリーンロードマップ」ウェブ版完成 多言語でインバウンド需要にも対応

市内の名所がくまなく描きこまれたマップ。ウェブでも見られるように

市内の名所がくまなく描きこまれたマップ。ウェブでも見られるように

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 こだいら観光まちづくり協会が発行する「小平グリーンロード&オープンガーデンマップ」が改訂され、新たにウェブ版が完成した。

アプリ版と紙版

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 小平グリーンロードは玉川上水から野火止用水、狭山・境緑道、都立小金井公園を結ぶ、全長約21キロメートルの遊歩道。桜やケヤキ、クヌギなど多くの木々や野草が生い茂り、せせらぎも楽しめる自然豊かな散歩道は、2015(平成27)年に「新日本歩く道紀行100選『水辺の道』」にも認定された。

 同協会では2017(平成29)年から同マップを作成。改訂を重ね、道すがらの史跡や公園などのランドマークをはじめ、個人がさまざまに意匠を凝らした庭や畑を好意で公開する「オープンガーデン」全26カ所などを加えてきた。

 今回の改訂版では東京観光財団の「インバウンド対応強化支援補助金」を受け、英語・韓国語・中国語版が加わったほか、アプリをダウンロードして使用するウェブ版も展開。スマートフォンのマップ上に現在地が表示され、目的地までの距離やルートを見ることもできる。

 同協会の菊地いづみさんは「オリンピックイヤーの今年は訪日外国人が4000万人に達すると言われる。観光地だけでなく自然文化体験を求めて地方に足を運ぶ方々も増えており、市内のオープンガーデンにも海外から観光客が訪れている。海外からのお客さまはモバイルを利用して国内を巡る傾向があるので、今回からAvenzaMapをダウンロードできるようにした。今後も翻訳言語数を増やして、より多くの国々から観光に来ていただきたい」と意気込む。

 紙製のマップは同協会のほか市役所、市内公民館、図書館、地域センターで配布する。ウェブ版はスマートフォンに無料のAvenzaアプリをインストールするとダウンロードできる。

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