旧ひばりが丘団地西口付近で整備が進められていた「ひばりが丘さくらの道公園」(西東京市ひばりが丘3)が8月8日、全面オープンした。
同園は2月、通路など一部が開園していた。全面オープン日には開園記念式典が開催予定だったが、台風の接近により前日に中止となった。しかし当日朝には晴れ間がのぞく天気となり、養生ネットが外され、これまで入れなかった遊具などを利用することができるようになった。
同市立ひばりが丘中学校の移転先となる「(仮称)第10中学校」の周囲をコの字型に取り囲む同園。サクラやクヌギ、コナラ、シラカシなどの高木のほか、北側にはユキヤナギやフィリフェラオーレアなど、西側にはキリシマツツジ、南側にはハンカチノキやレンギョウなどの低木を配置して変化をつけている。南西の角には西東京市の木であるケヤキも植えた。
遊具は健康遊具とアスレチック遊具を設置し、子どもから大人まで楽しめるように工夫している。健康遊具は、背伸ばし、ストレッチ、ジャンプ、ぶら下がり、ひねり、腹筋、ステップ、足つぼの8種類。アスレチック遊具は、ウッドクライミング、ロープウエー、丸太渡りの3種類。これらは細長い公園の中央部、西側に設置する。
同日に訪れた利用者の一人は「保育園も近く、行き帰りに利用できる。今後も利用したい」と話していた。