新しい生活様式の中で夜の公園遊びを楽しむ「さとやまナイトフェスティバル」が11月21日、都立挟山公園「風の広場」(東村山市多摩湖町3)で開かれた。
今回が2回目となる同イベント。新型コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるよう工夫を凝らした。「目の届く範囲、思いの伝わる距離感で」と、人数は完全事前予約制の50組150人に限定し、2日で満席となった。少人数グループ用に区画分けした会場は、イルミネーションでライトアップし「非日常の雰囲気」に包まれた。
音楽ライブに加え、森を探検するセルフガイドツアーを実施。そのほか「東村山おやつフェア」として、焼き菓子、菓子パン、つぼ焼き芋など、市内8店舗のおやつやカフェドリンクを販売したが、いずれも完売する人気だったという。
当日はユーチューブの生配信も行った。実行委員長の仲幸蔵さんは「視聴数は200人ほど。配信が途切れるなど実行委員会としては反省点もあったが、おおむね好評だった。現在もアーカイブで視聴できるので、見逃した方もご覧いただければ」と話す。
来場者からは、「雰囲気が良く、とても癒された」「演者さんも観客も東村山の素晴らしさを肌で感じることができ、すてきだった」「心が解き放たれて伸び伸びできた」「イルミネーションがかわいい」「地域の魅力がいっぱい詰まったイベントだった」などの感想が上がった。
仲さんは「東村山にはすてきなミュージシャンがたくさん在住している。今後も新しい生活様式に対応しながら、狭山公園の新しい楽しみ方や、地域の魅力を発信したい」と意気込む。