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小平の小学校でFC東京・吉本選手が特別授業

授業後、児童たちと給食を食べる吉本選手

授業後、児童たちと給食を食べる吉本選手

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 サッカーJリーグFC東京の吉本一謙選手が12月11日、母校の小平市立学園東小学校(小平市学園東町2)で6年生に「総合的な学習の時間」の特別授業を行った。

授業中の吉本選手

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 同選手は2016年から小平市観光まちづくり大使を務め、現在も同市内に在住。そのため同選手を知っている児童が多く、温かい雰囲気で授業が始まった。

 授業は、サッカーを始めた頃のエピソードから始まり、試合に出られずに練習を頑張った話、中学時代(FC東京U-15)は江東区まで1時間30分かけて通った話、遠くまで通わせてもらった両親への感謝、多摩湖線で寝過ごした話、中学時代に全国優勝して海外遠征に行った話、高校1年生のときに大けがをしてしまい、1年間プレーができなかった時のことなどを話した。

 授業の後は、質問タイムや吉本選手のサイン入りユニホームプレゼントなどが行われ、児童たちは大喜び。給食にも吉本選手が参加し、生徒と親睦を深めた。

 吉本選手は「けがした時に助けもらった仲間に励まされてサッカーができている。今まで手術を6回経験したが、仲間や家族の期待に応えたいと思い頑張れた。プロに入ってFC東京でコンスタントに試合に出るまで8年かかった。だから、今は下手でも、8年後にはどんな選手になれるか誰にも分からないから、好きな事は諦めないでやり続けることが大事。みんなも夢をもって好きな事を見つけて頑張ってほしい」とエールを送った。

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