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小平の和食レストラン「楠」が2周年 店舗作りに武蔵野美大生ら協力

店主の楠藤和江さん(撮影=佐藤洋輔さん)

店主の楠藤和江さん(撮影=佐藤洋輔さん)

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 小平市役所近くの和食レストランカフェ「楠kusunoki」(小平市小川町2、TEL 042-315-5296)が3月28日で2周年を迎えた。

メニューの絵も美大生が描いたもの

 「和(あ)える、出会える、料理処」をキャッチコピーに、店に集う客同士のコミュニケーションを大切にしながら営業を続けてきた同店。常連客の中には、釣った魚を持ってくる人もいる。それ以外にも店で使う食材は必ず、オーナーシェフの楠藤(なんとう)和江さんが直接見て選んでいる。メニューはその日の仕入れを見ながら、即興で決めているという。

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 楠藤さんはホテルの割烹料理店のほか洋食店のケーキ部門など、さまざまな店で修業を積んできた。自身も暮らす地での開店を選んだのは、「タイミングが良かったのと、譲れない条件が合致したから」だという。「一人営業ができる見通しの良さは絶対条件だった。壁も何もない中、武蔵野美大の学生さんたちに協力してもらい、外観も内装もみんなで作り上げてきた」と話す。

 店名はいくつかの候補があったが、娘の強い後押しで「楠」に決まった。外観には楠の大きな木をイメージした窓枠を施し、カウンターには楠でできた小さな角材を置く。

 店舗作りから関わり現在もスタッフとして働く片岡さんはトイレの内装を担当した。ペーパーホルダーにはある仕掛けを施しているが、「気付く人だけ気付いてもらえれば」と笑い、「実際に営業する店の制作に携われることはまずない。貴重な経験をさせてもらった」と振り返る。この春の卒業で開店当初から関わる学生はいなくなるが、「みんな今もよく顔を出してくれる」と楠藤さん。

 常連客の一人でもあるフリーカメラマンの佐藤洋輔さんは、2周年を記念して店舗紹介の動画を作成した。動画は同店のフェイスブックで見ることができる。

 楠藤さんは「お客さんとの出会いが毎日楽しく、一番の財産だと感じている。店は常連さんの助けで成り立っており本当にありがたい。来てくれる方のために、料理に関してはこれからも手を抜かずにやっていきたい」と抱負を語る。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(火曜~金曜)、ディナー=17時30分~22時(月曜~土曜)。日曜・祝日定休。

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