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「東村山久米川阿波踊り大会」 復活後6回目、サプライズイベント企画も

過去開催時の様子

過去開催時の様子

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 久米川駅や八坂駅周辺で8月18日、「東村山久米川阿波踊り大会2018」が開催される。

大観衆の中、商店街を練り歩く久米川連

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 30年間続き最盛期で3万人もの来場者があったという同イベントは、諸般の事情により一度は幕を下ろした。その後「どうしても祭りを復活させたい、もう一度久米川にあの熱気を取り戻したい」と有志数人が立ち上がり、5年間のブランクを経て2013年に復活した。

 実行委員長の首藤(すとう)もと子さんは「祭りの復活は、決して私たちだけの力ではない。この地域に長く住んでいる地元の方々や、さまざまな枠を越えて力を貸してくれた地元の仲間のおかげ。ゼロに近いところからの再スタートだったが、今しかないというタイミングで何とか祭りを復活させることができた」と話す。「年々規模が拡大して問い合わせも増え、復活後6年かけてじわじわと地域に根付いてきたと感じている」とも。

 当日は久米川連をはじめとする近隣の連、東京の本場とも言われる高円寺の有名連を招待し、華やかな演舞を披露する。新たな試みとして、開催前の17時過ぎからはサプライズイベントも用意しているという。

 他の街から目当てにする連の踊りを見に来る追っかけファンも多いという同イベント。商店街が演舞場となるため踊り手と観客の距離が近く、迫力を目の当たりに見ることができる。地元で人気の飲食店が自慢の一品を並べる模擬店ブースも、毎年好評だという。

 首藤さんは「昨年は近くで落雷もあり荒天のため、苦渋の決断で大会中止となった。半年かけて準備を進めてきた実行委員会メンバーは昨年出し切れなかった思いも今年の祭りに込め、120%の力で準備を進めている。当日の東村山は、『ALL KUMEGAWA』で今年一番の熱い一日となるはず。久米川で磨き上げられた阿波踊りを、間近で堪能していただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時30分。雨天決行。会場周辺は17時~21時まで交通規制。

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