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小平で日本の名所をデザインしたマンホールふたの写真展 写真家によるトークも

千葉県・大網駅前にある、九十九里浜デザインのマンホールふた(撮影=石井英俊さん)

千葉県・大網駅前にある、九十九里浜デザインのマンホールふた(撮影=石井英俊さん)

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 全国各地の名所を描いたマンホールふたを紹介する「『日本の名所』デザインマンホール蓋(ふた) 写真展」が9月4日から、「小平市ふれあい下水道館」(小平市上水本町1、TEL 042-326-7411)で開催される。

会場となる「小平市ふれあい下水道館」外観

 会場となる同館は、1990年度に日本の下水道普及率が100%を達成したことを記念して建てられた。「誰でも自由に本物の下水道管の中に入ることができる」日本で唯一の施設として知られ、下水道の役割や仕組み、歴史などを映像システムやパネルと共に紹介している。

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 元・東京都下水道局職員でもある写真家・石井英俊さんによるマンホールふたの写真展は、今回で13回目。2013年度から年に2~3回のペースで開催している。石井さんは約20年前に、趣味のサイクリングで見付けたマンホールふたのデザインに興味を持ったことがきっかけで、写真を撮るようになった。撮影の際はあえて下調べをせず、日本全国を夫婦で回りながら見付けたマンホールふたを撮りためているという。今回の写真展テーマは「日本の名所」。これまで撮影した6000枚を超える写真の中から、各地の特徴あるマンホールふたの写真88枚を展示する。

 前回の写真展期間中の来館者は2500名を数え、アンケートでは「いろいろなマンホールの柄があって驚いた。また子どもと一緒に来たい」「マンホールの写真が素晴らしく、説明文で現地に行った気分になれた」「普段何も考えない下水道のことについて考える機会をもらった」などの声が寄せられた。

 9月30日は石井さん本人による「お話会」を行う。「マンホール博士」の呼び名も持つ石井さんが、全国で撮影した名所のマンホールふたについてエピソードを交えながら紹介する予定。11時と14時の2回に分け、定員は各回先着30人。

 同館を管轄する小平市環境部下水道課の太田尚樹係長は「マンホールカードが脚光を浴びていることもあり、写真展は毎回好評をいただいている。展示以外にも地下25メートルの場所にある本物の下水道管体験や、汚水をきれいにする微生物を顕微鏡で観察してもらえる。普段の生活でなかなか目にする機会がない下水道を通じて、水環境の大切さを学んでいただければ」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は10時~16時。月曜休館(休日・祝日の場合は、その翌日)。入館無料。10月28日まで。

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