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東久留米にシェアキッチンとシェアサロン オープニングイベントも

シェアサロンは施術用ベッドの貸出も。創業準備中の人も気軽に利用できる

シェアサロンは施術用ベッドの貸出も。創業準備中の人も気軽に利用できる

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 東久留米市で地域コミュニティづくり事業を行っている「to・bi・ra(とびら)」が9月11日、シェアキッチンとシェアサロンスペース「ぷちコミュニティハウスとびら」(東久留米市幸町1)をオープンした。

赤ちゃん連れからシニアまで、幅広い年齢層が訪れ会話が弾む

 オープン当日は、サロンや手作り小物のワークショップと食を中心とした「とびら●マルシェ」(●はハートマーク)を開催した。初お披露目となった2階シェアサロンでは、ハンドケア・リフレクソロジーや、耳つぼプチ体験、よもぎ入りの足湯、よもぎ茶の試飲など、リラクセーションを中心に開催。1階のワークショップスペースでは、アロマワックスやスイーツデコなどのハンドメードのワークショップが行われた。会場には、コーヒーやタイ料理、クレープなど東久留米や花小金井など地域の飲食店が出店。テーマカラーのターコイズブルーに彩られた会場は、市内外から訪れた多くの人でにぎわった。

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 オープニングイベント第2弾の16日は、「とびら●祭り」(●はハートマーク)を開催する。東久留米盆踊りなど音楽や踊りのステージのほか、たこ焼きや焼き鳥、縁日なども出て多世代が楽しめるイベントとなる。

 同施設は、「多世代・居場所・コミュニティー」をコンセプトに、サロンやキッチンワークショップができる部屋を複数名でシェア(共有)して利用できるスペースとしてオープンした。1階には飲食営業・菓子製造販売ができるシェアキッチンと「だがしや かなん」のワークショップスペース、2階にはシェアサロン・セミナースペースの3部屋を備える。同社社長の山永和子さんが、さまざまな地域の人が集まる場として利用できるよう、自宅のリビングやキッチンなどを今回の出店者やその家族、地域の人たちとDIYで改装した。

 山永さんは、東久留米市まちづくりサポートセンター代表としての顔も持つ。2015年から「だがしや かなん」、2017年から多世代食堂「にこにこ食堂」や「にこにこ広場」を運営し、多世代のコミュニティー、居場所づくりに取り組んでいる。セラピストや学校の見守りボランティア、学校評議員として活動している経験から、サロン経営や人生相談なども行う。

 「地域でわが子を育てる、自分で仕事をする、その他何かしたいと思ったら相談できる関係を作りたい。各部屋の使い方だけでなく、何でも相談してほしい」と熱く語る。

 シェアサロンやシェアキッチンを作ったことについて、山永さんは「各自治体の取り組みや世相もあり、主婦や女性を中心に『自分の得意を活かした創業』を目指す人が増えた。その一方で家庭の事情や資金面でハードルが高く難しいこともある。創業の前段階として、練習や試行錯誤する機会・時間を持てる環境が必要」と話した。会議やイベントなどの利用以外にも、地域や学校、人間関係の様々な相談やサポートも行う。

 利用については、要事前連絡。利用料金は会員・一般価格を設定し、会員制度「とびらclub」は、賛助会員としての加入も可能。「だがしや かなん」や店内で開催する「駄菓子屋バル」など、イベントでの会員特典が受けられる。