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小平のコワーキングスペースが2周年 「実践の場」提供、テレワーク支援も

7月に開催した「創業支援セミナー&事業計画書作成セミナー」の様子

7月に開催した「創業支援セミナー&事業計画書作成セミナー」の様子

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 小平の学園坂商店街にある「コワーキングスペースすだち」(小平市学園東町1、TEL 042-312-1971)が10月26日、オープン2周年を迎える。運営は一般社団法人すだち。

現在火曜・水曜・木曜の出店者を募集しているワンデーキッチン

 小平市が推進する「東京郊外型の女性の新しい就労推進事業」の一環として2016年に開設した同スペース。在宅でのテレワークやコミュニティービジネスなどによる起業を支援し、「女性が輝き、働き、暮らすまち」を目指す。利用者は20~50代の主婦層が中心で、「在宅でできる仕事を紹介してもらえる」「日替わり店主のランチが食べられる」「セラピストの施術が受けられる」などの口コミを聞き付け市外から通う人も多い。

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 1階にあるコワーキングスペースの面積は26.7平方メートル。席数は、カウンター席6席、テーブル席9席。店内には電源とWi-Fiを備え、打ち合わせ需要にも対応する。ドロップイン利用料金は1時間=200円、1日=800円。スポット会員・レギュラー会員は2階セミナールームが利用できる。奥にあるキッチン設備は「ワンデーキッチン」として飲食での開業を目指す人向けに貸し出しを行い、月曜~金曜の希望日に出店が可能な「実践の場」を提供する。

 2階には12席のセミナールームとサロンスペース、託児室を用意。セミナールームではスキルアップや起業したい人向けのセミナーなどを随時開講し、女性の就労・起業を後押しする。サロンスペースは「ワンデーサロン」としてボディーケアやネイルなどの分野で開業を目指す人向けに貸し出し、現在日替わりで営業している。

 同法人ではテレワーク事業にも力を入れ、約3カ月に1回のペースで説明会を行っている。参加者の希望する仕事や働ける時間・場所をヒアリングし、経験やスキルも考慮しながらそれぞれにマッチした仕事を紹介。仕事内容によっては、同施設を活用して働くこともできる。

 コワーキングスペース業務に携わる藤木淳さんは「施設の名称でもある『すだち』は、いずれここから『巣立ち』してほしいという意味が込められている。これから一歩を踏み出す人は不安が大きいと思うが、事務局スタッフやキッチン・サロンの先輩に聞きやすい環境が整っているので、気軽に相談してもらえれば」と話す。「これまでは事務局主導での発信や企画が多かったが、2年がたって後ろから支える役割に変化しつつあると感じている。今後は利用する人自身のアイデアや人脈など、地域の強みをさらに生かしていきたい」とも。

 営業時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。