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西東京で放課後カフェの講演会 中学生の「居場所」提供、市内での事例発表も

放課後カフェの様子。自由に過ごせる空間が生徒たちに好評

放課後カフェの様子。自由に過ごせる空間が生徒たちに好評

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 「中学校にカフェをつくろう2」と題した講演会が10月27日、正育堂田無店(西東京市南町5)2階ホールで開催される。主催は「西東京こども放課後カフェ」。

講師の西川正さん(NPO法人ハンズオン代表理事)

 「放課後カフェ」では、親でも先生でもない「地域の大人」が主体的に調理室や図書室などの教室を利用して甘い飲み物などを無料で振る舞い、中学生のための「ほっとできる放課後の居場所」を提供している。店員である大人と交流できる場でもある。

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 メンバーは、2015年に行われた西東京市市民協働センター・ゆめこらぼ主催のまちづくり円卓会議「子どもの声に向き合うために~今、私たちにできること~」の参加者として出会った。中高生の居場所の必要性や「子どもをめぐるさまざまな問題に大人は何ができるのか」を話し合い、同年7月にスタートした田無第一中学校「放課後カフェ」の取り組みを事例として「市内の学校が地域のハブとなるべく居場所をつくる」活動を開始。現在、市内9校中6校の公立中学校で、地域の大人たちの手による「放課後カフェ」が実施されている。「平成30年度西東京市NPO等企画提案事業」にも採択された。

 同イベントの初回講演会は2017年7月9日に開催。テーマへの関心度の高さから、猛暑の中100人を超える来場者があり、話題となった。今回は埼玉県川口市でイベント「おとうさんのヤキイモタイム」を通じ「あそびの種をまく」活動をする西川正さん(NPO法人ハンズオン代表理事)を講師に迎え、ひばりが丘中学校(ひばりカフェ)・柳沢中学校(やぎカフェ)それぞれの事例発表や「地域の大人が学校に入ること」の意義、「どうすれば人が人として出会い、安心して何かしてみようと思える場所にしていくことができるのか」などを考える。

 代表の古林美香さんは「講演会は、カフェの周知と新しい『中学生の居場所』立ち上げにつながる講座となっている。今回は中学生と大人の対話の場などを実践している西川さんの話にも期待してほしい。『おとうさんのヤキイモタイム』『五輪より七輪!子どもにあたらず火にあたる』などの言葉だけでも元気になってもらえるのでは。全てがお金と引き換えのサービスばかりで、人のつながりが生まれにくい社会に対して、『遊び』をキーワードに楽しくつながる方法が見つかるはず」と話す。

 開催時間は13時~15時30分。定員は先着40人(申し込み不要)。問い合わせは古林さん(TEL 090-3525-7949)まで。