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多摩六都科学館で「ロクトロボットパーク」 会話式ロボット「アトム」初登場も

初登場するAI搭載コミュニケーションロボット「ATOM(アトム)」(©TEZUKA PRO/KODANSHA)

初登場するAI搭載コミュニケーションロボット「ATOM(アトム)」(©TEZUKA PRO/KODANSHA)

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 多摩六都科学館(西東京市芝久保町5)冬の特別イベント「ロクトロボットパーク」が12月22日から開催される。

昨年の様子。ロボット関連のイベントは主にイベントホール、科学学習室、レクチャールームで行う

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 MANOI(マノイ)企画(神奈川県厚木市)のロボットプロデューサー・岡本正行さんが率いる「ロボットゆうえんち」と連携する同イベントは今年で8回目の開催。多様な機能を持つホビーロボットと触れ合い、自分で操作したり組み立てたりしながらロボットの「仕組み」や「創作することの楽しさ」を体験できることで人気を集め、冬休み中の子どもたちを中心に来場者は毎年約2万人に上る。

 アイドルロボット「アイドロイド5」によるダンスパフォーマンスは、専用のLEDステージとダンスが連動した演出が見どころ。二足歩行ロボットを操作体験できるコーナーでは、1対1で相手ロボットのダウンを狙う「バトル」をはじめ、「サッカー」「バスケットボール」など細かな動きのロボット操作が体験できる(事前申し込み不要)。小学4年生から中学生対象の「プログラミングをしてみよう~Arduinoビギナーのためのプログラミング教室~」も行う(当日申し込み・各日先着5人)。

 今回初登場するのは、会話式コミュニケーションロボット「ATOM(アトム)」。頭部に搭載されたカメラで人の顔を見分け、子ども・成人男性・成人女性・年配者の4属性を判断できる。それぞれの世代に応じた会話、歌やダンスなども楽しめる。

 同館広報担当の石山彩さんは「繊細なプログラミングにより指の先まで滑らかなダンスパフォーマンスを見せる『アイドロイド5』や、AIを搭載したコミュニケーションロボット『アトム』との会話を通して、ぐっと身近な存在になったロボットたちを感じてほしい。1970年の大阪万博で人気を博した『相澤ロボット』の兄弟『ミスタースパーク』も、当時の機構のままこの期間だけ稼働する。冬休みに家族で楽しんでもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時まで)。12月29日~来年1月3日は休館。入館料は大人=500円、小人(4歳~高校生)=200円。1月7日まで。

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