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小平ふるさと村で正月イベント 羽根つきなどの「昔遊び」に郷土かるたや民話も

園庭の様子

園庭の様子

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 羽根つきや福笑い、ベーゴマなどの「昔遊び」や郷土かるたを使った「かるた取り」などの正月イベントが来年1月6日、小平ふるさと村(小平市天神町3、TEL 042-345-8155)で開催される。

「毎年熱く盛り上がる」というかるた取り

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 例年小学生を対象として行うもので、小平市郷土研究会の語り部による「昔話」(民話)の披露から始まり、史跡などにまつわる歴史的な由来や説明が読み札に書かれた「小平市郷土かるた」を使ったかるた取りを行った後、園庭で「昔遊び」を楽しむことができる(かるた取り優勝者には賞品の進呈あり)。

 昔遊びの内容は、羽根つきや福笑いなど正月ならではの遊びをはじめ、けん玉や竹とんぼ、竹馬・メンコ・こま回し・ベーゴマ・輪投げ・ぶんぶんごまなど。同園を管理する小平市文化振興財団の神山さんは「ふるさと村では年間を通して昔遊びができるが、この日は通常のベーゴマなどだけでなく、正月らしい羽根つきなども用意している。昔ながらの遊びを、かやぶき屋根の古民家の前で楽しんでもらえたら」と話す。

 そのほか、10時からは繭玉作りのイベントも予定。小平に伝わる年中行事の一つで、米粉を使って繭の形の団子を作り、出来上がった「繭玉」をミカンと一緒に樫の木などへ飾るというもの。当日は来園者と職員が一緒に作った繭玉の飾り付けまでを行い、14日まで展示する。期間中は豊作を祈るための「あぼひぼ飾り」も見られる。

 神山さんは「ひな祭りや端午の節句以外の伝統的な行事も、なかなか見る機会がなくなってきている。それぞれ意味のある伝統行事に触れることで市の歴史を知り、楽しみながら古き良き時代の小平を感じていただければ」と期待を寄せる。

 開催時間は13時30分~15時(開園時間は10時~16時)。

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