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西東京で「障害者のリアル×東大生のリアル」編著者・野澤和弘さんの講演会

講師の野澤和弘さん(毎日新聞論説委員)

講師の野澤和弘さん(毎日新聞論説委員)

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 毎日新聞論説委員の野澤和弘さんによる講演会「誰にでもやさしいまちづくり~共生社会の実現に向けて、西東京市で今じぶんでできること~」が3月24日、障害者総合支援センター「フレンドリー」(西東京市田無町4)で開催される。主催はノーマライゼーション西東京の会(TEL 070-5085-4972)。

昨年は、被災者支援から見えてきた「日頃のつながり」の大切さを学んだ

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 主催するノーマライゼーション西東京の会(通称=ノマ西東京)は、2014年度ゆめこらぼ(西東京市協働推進事業センター)事業である「居場所づくり」をテーマとした円卓会議に集まったメンバーによって設立された。メンバーそれぞれの職業や立場から、農業・福祉連携を模索しながら「まちづくりを話し合える仲間を増やしたい」「ネットワークを作り活動を広げていきたい」と活動。「西東京市の『今』を知る勉強会」と題する講演会は、これまでメンバー内で勉強したいことを提案・企画化する流れで行ってきた。これまで「生活困窮者自立支援法」や「虐待行為とは何か」「なぜ『日頃のつながり』が必要なのか(災害時に備えて)」など、さまざまなテーマで実施している。

 今回は、毎日新聞論説委員(社会保障担当)で「障害者のリアル×東大生のリアル」の編著者でもある野澤和弘(のざわかずひろ)さんを講師に迎え、障がいのある人もない人も「誰もが住みやすいまちづくり」に必要なことを学び、考える。講演後は、講師を交えた質疑応答も予定。
 企画のきっかけは、同団体メンバーの田辺広子さんが昨年3月に開催された「障害者理解普及啓発講演会」で野澤さんを知ったこと。田辺さんは「特定非営利活動法人ハンディキャップサポートウーノの会」代表でもある。「ジャーナリストの野澤さんが自身の目と耳で集めた『真実に基づいた情報』にすっかり引き込まれてしまい、講師依頼に至った。共生社会の実現に向けて一人一人ができることは何か?を考えるには、まずは人ごとと片付けず、目を背けず『(互いを)知ること』が出発点ではないか。そんな思いを、多くの方々に受け止めてほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は14時~16時(開場は13時30分)。参加費は500円。定員は50人。申し込みは電話、メールで受け付ける。

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