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西東京でホームビジット受け入れ家庭募集 「普段の暮らし」体験、国際交流に

昨年度のホームビジットの様子。何気ないことが「楽しい」につながる

昨年度のホームビジットの様子。何気ないことが「楽しい」につながる

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 NPO法人西東京市多文化共生センター(TEL 042-461-0381)は現在、西東京市内・周辺地域に住む留学生を家庭で半日受け入れる「留学生ホームビジット」の受け入れ家庭を募集している。

ホームビジット実施日は「対面式」から始まり、それぞれの受け入れ家庭へ移動する

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 西東京市には2019年2月現在、76カ国4700人の外国人が暮らしており、その中には近隣の大学へ通うアジアを中心とした世界各国の留学生も含まれる。2008年10月に設立した同法人では「外国人にとって住みやすい社会は、みんなにとっても住みやすい社会」と考え、外国人支援や市民ボランティアと協働しての国際交流・多文化共生に力を入れてきた。ホームビジットは団体発足当初から取り組んできたもので、今回で13回目。昨年は14カ国、4大学からの留学生が参加した。
 6月23日の実施日に先駆け、5月18日と19日に田無庁舎2階会議室(西東京市南町5)で事前説明会を行う。説明会ではホームビジットの趣旨のほか、経験談や過ごし方のアイデアを共有しながら質問に答える形で進行する。

 今回は留学生30人が参加予定。日常生活ではあまり接することのない地域に住む留学生を一般家庭で半日受け入れ、日本語や英語を交えながら会話を楽しむ、一緒に料理をするなど「日本の普段の暮らし(家庭の様子)」を体験してもらう。

 担当の三村志津子さんは「留学生を自宅に招き、日本人家庭の生活=『生きた異文化』を体験してもらうことで、お互いの国に対する理解を深め、心の壁が取り除かれる一歩となる。家族そろって、身近な国際交流にご参加を」と呼び掛ける。

 応募条件はホームビジット当日に家族2人以上で受け入れられること。説明会の開催時間は10時30分~11時30分。事前申し込み不要。受け入れ希望で両日参加できない場合は同法人まで。

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