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花小金井に「鶏そばムタヒロ」 のれん分けで北多摩エリア初出店へ

味玉入りの「醤油鶏そば」

味玉入りの「醤油鶏そば」

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 「鶏そばムタヒロ」(花小金井南町1)が12月1日、花小金井駅南側のせいぶ通り沿いにオープンする。運営は、国分寺を中心に居酒屋などの飲食業を展開する猿屋一家(さるやいっか)。

店長の和久井さん

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 2011(平成23)年の1号店オープン以降、国内外で店舗を増やしてきた「ムタヒロ」グループ(GREAT SMILE)からのれん分けを受けた同店。広域北多摩圏へのムタヒロ出店は初で、西武線沿線への出店は11月に開店した「中華そばムタヒロ拝島駅店」に続く2店目となる。

 店舗面積は約50平方メートルで、L字型のカウンターに13席を配置。看板の文字だけでなく、壁にも赤・青・黄・緑の「ムタヒロカラー」を取り入れた。

 店長の和久井聖也(まさや)さんは、同社が運営する串焼きスタンドなど3店舗の店長経験を持つ。「ムタヒロにはさまざまな味があるが、一番好きなのが2号店の鶏そば。その味を継承できるならぜひやりたいと名乗りを上げた」と話す。

 メニューは、「醤油鶏そば」と「塩鶏そば」(以上800円)を基本に「味玉」入りや「特製」を用意。スープは国産の鶏ガラを丁寧に煮出したにごりのない清湯スープで、鶏のうま味を生かすためあえて香味野菜などは入れないという。チャーシューは食べ応えとコクのある豚肩ロースと、低温でしっとり仕上げた鶏胸肉の2種類が入る。希望する人には、ゆずこしょうやおろししょうがなどの「味変」サービスも。

 和久井さんは「『醤油鶏そば』は、かえしにものすごくこだわっていることに自分も驚いたほど。飲みやすいスープにパンチのあるかえし、全粒粉を使った程よい太さの平打ち麺は、年代を問わず食べやすいのでは」と薦める。

 「花小金井にムタヒロを届けたい。看板を背負うからには、遜色のない味を提供できるよう全力で目指している」と力を込める。「ラーメン店が少ないエリアでもあるので、地元に根付いて長く愛される店になれれば」とも。

 営業時間は、昼=11時30分~15時、夜=18時~22時。月曜定休。

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