小平で初めての街バルイベント「こだバル」が3月3日から、一橋学園駅周辺で開催される。
過去7回開いた街コン「だいらコン」の流れを受けて企画された同イベント。街バルと街コンを合わせて試験的に行った第6回が好評で、特に女性の参加者から「バルだけでやってほしい」「いろんな店を知りたい」との声も多かったため、初めてバル形式に絞って行う。
実施に当たり近隣の街バルを調査したところ「週末は通常の利用客とも重なるため混雑して大変」と、受け入れる店側の課題が見えたという。試験的な意味も込め、期間はあえて平日3日間で実施する。
駅北口の学園中央通りを挟んで北側をAエリア、南側をBエリアの2つに分け、それぞれ12店が参加する。Aエリアの参加店は焼き鳥店の「大吉」や「炭焼処 串侍」、ダイニングバーの「ろこぼうず」「ピッツェリア バスタ」、2月中旬にオープンする「Cafeまちかど」など。Bエリアからは「Cafe&Bar のい」や日本料理の「一龍」、「沖縄家庭料理ちゅら」などが参加する。
3枚つづり2,500円のチケットを購入すると、各店が用意するフードやドリンクなどのバルメニューを楽しめる(利用できる時間は店舗により異なる)。チケットの内訳はAエリア1枚とBエリア1枚、AとBどちらでも使える共用チケット1枚を設定し、参加者の回遊を狙う。開催店舗のほか、協賛店舗でも購入が可能。1月20日ごろから販売を予定する。
主催する小平商工会青年部部長の藤田透さんは「一橋学園は沿線のベッドタウン。都心へ働きに出て、電車を降りたらそのまま自宅に帰ってしまう人が多い。そういう人に、もっと地元の店を知ってもらえたら」と話す。「付近の企業で働く人にも、まだまだ利用してもらえる余地があると思っている。『こだバル』がそのきっかけになれば」とも。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。(2月29日発表)