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ドキュメンタリー映画「3.11ここに生きる」 清瀬で上映と監督トーク

「3.11ここに生きる」の我謝京子監督

「3.11ここに生きる」の我謝京子監督

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 東日本大震災ドキュメンタリー映画「3.11ここに生きる」の上映と我謝京子監督のトークが7月29日、清瀬市生涯学習センターアミューホール(清瀬市元町1)で行われる。

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 同作品は2011年に発生した東日本大震災で家族や愛する人のために毎日懸命に生きている女性たちの姿を追いかけたドキュメンタリー。監督の我謝さんは震災発生後の2011年5月に東北3県での取材を開始。3回にわたり岩手、宮城、福島に足を運び、10~80代の50人に及ぶ女性たちと会話を交わし、震災後の女性たちの声を90分の映像作品にまとめた。同年の東京国際女性映画祭にも出品。

 我謝さんは「今回の映画は彼女たちの第1章。私はこれからも10年にわたって彼女たちの復興を記録する」と話す。

 沿線3市(清瀬・東久留米・西東京)男女共同参画連携事業として行う上映会。この連携事業は2015年度に3市が共通に抱える課題である「男女共同参画の担い手の育成や能力の強化」などを目的に始まった。1年目は「男性にとっての男女共同参画」、2年目は「ワーク・ライフ・バランス」、3年目の本年度は「防災と男女共同参画」をテーマに、3市それぞれが企画し共同で実施している。

 清瀬市男女共同参画センター(アイレック)の高田さんは「東日本大震災から6年、いまだ、全国47都道府県に9万3000人以上の方が避難を余儀なくされている。我謝京子監督が震災2カ月後から、南三陸、石巻、福島、郡山、気仙沼、仙台、陸前高田、釜石を回り、被災地に生きる女性の姿を捉えたドキュメンタリー映画の上映と監督トークに、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。

 上映は10時30分からと14時からの2回。監督のトークは15時45分から。整理券は清瀬市男女共同参画センターなど3市が電話で受け付けている。6カ月から未就学児の保育も受け付ける(先着10人)。

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