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小平のライブハウスを動画チャンネルで応援 「音楽で応援しよう」合言葉に

市川さんは「小平、がんばるぞ!」と力強くエールを送る

市川さんは「小平、がんばるぞ!」と力強くエールを送る

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 小平市内にあるライブハウスなどを応援するプロジェクト「TAMER-RECORD(たまーレコード)」が4月13日、ユーチューブチャンネルの開設を発表した。現在、ミュージシャンからのメッセージと演奏の動画を募集している。

4月21日現在、22本の動画がアップされている「TAMER-RECORD」チャンネル

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 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けるライブハウスや、音楽イベントを日頃から行っている飲食店などのために「音楽ができる場所を音楽で応援しよう」と企画されたもの。演奏のプロ・アマは問わず、小平以外からの参加も受け付ける。

 発案者の一人、「Big市川」こと市川裕之さんは市役所に勤務する傍ら、小平の地域を題材にした楽曲を発表しているミュージシャンでもある。自身や音楽仲間のライブが延期になったことに伴い、児童心理学者で音響や撮影も手掛ける山中好信さんやIT分野に詳しい富永哲欣さんの協力も仰ぎながら、当初は無観客ライブを音楽カフェで撮影していく予定だったという。

 緊急事態宣言の発出を受けてカフェでの収録は中止になったが、「それぞれ自宅で撮って音楽関係の店舗を応援し、小平辺りの地域音楽を打ち出していこう」と応援動画の提供を周囲に呼び掛けた。集まった動画は「まずはミュージシャンの応援を聞いて、音楽スポットを忘れないでいてほしい」とユーチューブチャンネルで随時配信する。

 アップされた動画は4月21日現在で22本。ギタリストとボーカルのデュオやソロでの弾き語り、アイリッシュハープ、三味線、ピアノなどの演奏に乗せてミュージシャンらがメッセージを発信している。

 市川さんは「音楽に関係する店舗の皆さんは大変困っていると思うが、動画を見て元気になってもらえたら」と話す。「支援につながる収益を上げられる方法も随時考えていく。未来チケットなどの販売やクラウドファンディング、無観客ライブなど準備ができ次第やっていきたい」とも。

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