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小平市が学校給食レシピ70点以上公開 給食調理員が在宅で作成

飯島さんがレシピから調理した、ジャーマンポテト(左)とポンデケージョ(右)

飯島さんがレシピから調理した、ジャーマンポテト(左)とポンデケージョ(右)

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 小平市は現在、在宅勤務中の給食調理員が作成した「家庭でできる給食レシピ」をホームページで公開している。

人気の給食メニューのカテゴリーより

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市内に19ある小学校は3月2日から休校となり学校給食も中止となった。突然の休校による子どもの心理的な影響や家庭で昼食を用意する保護者の負担が懸念される中、市学務課の職員と在宅勤務中の各校の栄養士、調理員らは「今何ができるか」を検討。「家庭用にアレンジした給食レシピを紹介しては」というアイデアが浮上し、ホームページへの掲載を決めた。

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 家庭用の分量で再現する場合、加熱条件や蒸発率が通常の給食とは大きく異なるため、調理員は分量や工程を再構成し、簡単に作れるレシピに落とし込んだ。定番メニューやこれまで人気が高かったものなどから順次掲載し、その数は5月11日現在で70点を超える。掲載当初から「早速作ってみた」といった反応が寄せられている。

 市学務課長の飯島健一さんは「当初は十数点の掲載をイメージしていたが、予想以上に多くのレシピが集まっている。給食が中止となり在宅勤務となった調理員さんたちが、モチベーションを上げてこの企画に取り組んでくださっていると感じる。パソコンで作ったものから手書きのものまでいろいろだが、心のこもったレシピ集になった」と話す。

 東京オリンピック・パラリンピックに向けてかねて提供していた「オリパラ給食」からも、世界各国の特色ある品目を紹介。タイの「ガパオライス」や韓国の「ビビンバ」、ベトナムの「バインミーサンド」などを身近な食材で再現できる。そのほか、炊飯器でも作れる「ベジパン」など子どもと料理を楽しめるカテゴリーや電子レンジで給食の味を再現できるカテゴリーなど、さまざまなニーズに応えた内容となっている。

 新着レシピの掲載は休校が決定している5月末までは継続し、学校再開後もホームページ上に残す予定だという。飯島さんは「初めての試みだったが、普段は給食室にいる調理員の方々の仕事や工夫を紹介できたのではないか。家庭でも普段と違うメニューを楽しんだり、学校給食の味を思い出したりしていただければ」と勧める。

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