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西東京で「平和を祈る演劇祭」 常田富士男さんが語る童話も

「平和を祈る演劇祭」昨年の舞台

「平和を祈る演劇祭」昨年の舞台

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 「第13回平和を祈る演劇祭」が7月21日・22日、保谷こもれびホール(西東京市中町1)で開催される。

「平和を祈る演劇祭」昨年の朗読劇

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 子どもからシニア世代までのさまざまな市民が、平和をテーマに朗読劇や音楽劇、ライブなどを披露する同演劇祭。同市在住で黒澤明監督の「赤ひげ」やテレビ番組「日本昔ばなし」「ゲバゲバ90分」などで知られる常田富士男さんも出演する。

 2日間共通の演目は、朗読劇「水色の空が消えた日~ヒロシマ・ナガサキ~」、音楽劇「見習い天使」(オーガニックシアター)、音楽ライブ「Beyond Nine」。22日のみ常田富士男さんが1人語りで「ながすねひこものがたり」(別役実さん作)を上演する。

 実行委員長の大森晶子さんは1991年から毎年、広島・長崎の原爆手記をもとにした朗読劇「この子たちの夏」を上演してきた。もっと幅広い人たちに聞いてほしいという思いが強くなり、他の団体にも呼び掛けて実行委員会を設立、2005年から「平和を祈る演劇祭」を開くようになった。

 大森さんは「一年に一度でも原爆や戦争について考え、平和や命の大切さを確認する日にしてほしい」と呼び掛ける。

 上演時間は、21日=16時~20時20分、22日=11時~16時30分。チケットは1,000円(2日間全演目共通、高校生以下は500円)。

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