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西東京のNPOがチャリティーランニングイベント ハッシュタグ投稿でALD支援に

チャリティーランニングのメインビジュアル

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 特定非営利活動法人ALDの未来を考える会(通称:A-Future、西東京市北町2)が、オンラインイベント「ALD Charity Running Challenge(チャリティランニング)」を10月2日から開催する。現在、参加者を募集している。

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 「難病指定をされているにもかかわらず認知度が低く、早期診断の付きづらい病気であるALD(副腎白質ジストロフィー)を多くの人に知ってもらい、病気と闘う子どもたちと家族にエールを送ろう」と企画された同イベント。同法人理事長の本間りえさんは「新型コロナウイルスの影響による生活の変化で私たちは何かしらの不自由さを体験し、皆が健康でいる重要性を感じている。改めて健康に過ごせることやランニングできることで自由に動ける幸せを実感しつつ、難病と日々向き合っている人がいると少しでも気に掛けてもらえたら」と話す。

 参加者はPeatixのイベント申込ページから事前登録をし、開催期間中の自由なタイミングに任意の距離を走る。参加にはRuntripアプリのインストールが必要で、オリジナルスタンプやハッシュタグを付けて投稿する。チケットは無料参加枠とチャリティーチャージ(寄付)参加枠の2種類あり、チャリティーチャージから経費を引いた全額がA-Futureに寄付される仕組み。子どもから大人まで誰でも参加することができ、寄付参加者には抽選でプレゼントが当たる企画も用意する。

 「当日はA-Futureのモチーフカラーでもあるオレンジ色のものを身に着けて走ってもらえたら。走ることが難しい方は、散歩やウオーキング、家族との日常の様子を切り取ったものでも構わないので、気軽に楽しく参加してほしい」と本間さん。在宅療養中やランニングが苦手などさまざまな理由で走ることができない場合は、投稿やチャリティーチャージだけの参加もできる。

 本間さんは「一人でも多くの方に参加してもらい、1件でも多く投稿していただくことが、難病の子どもたちの未来につながる。ALDという言葉が全く知らない存在から聞いたことがあるものになるよう、少しでも知り興味を持つきっかけになれば」と呼び掛ける。

 10月4日まで。参加申し込みは、開催期間終了まで可能。

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