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清瀬市でオルセー美術館の名画展 特殊技術による原寸大の復元画を間近で

ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」 © Ars Techne Corp. / Musée d'Orsay

ルノアール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」 © Ars Techne Corp. / Musée d'Orsay

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 「リマスターアートでみるオルセー美術館印象派の名画展」が現在、清瀬市郷土博物館(清瀬市上清戸2、TEL 042-493-8585)で開かれている。

会場の様子

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 「リマスターアート」とは、アルステクネ社による特殊なデジタル画像処理によって色相や彩度、質感を限りなく原画に忠実に再現した「超高精細復元作品」。同展では市制施行50周年を記念し、同美術館所蔵のルノワール、モネ、ゴッホ、ミレー、ドガなど印象派の巨匠による33作品を、同美術館公認のリマスターアート技術で展示する。

 同館事業係長の金子房雄さんは「今年は記念の年なので、これまで扱ってきたものとは違う、特別感のある企画を考えた。復元画なので表面は平らだが、筆遣いや凹凸感などは原画と同じような感覚で鑑賞できるのが本展の醍醐味(だいごみ)」と話す。

 「コロナ禍にもかかわらず、開催初日から予想よりも多くの方に来ていただいている。皆さんに感動を味わっていただければ」とも。

 会期中は会場にアルステクネ社の専門担当者が常駐し、見どころや展示解説、復元作品の楽しみ方などを随時説明するギャラリートークを開催。ミュージアムショップでは、ミニ複製画やクリアファイル、一筆箋などのグッズ販売も行う。

 開館時間は9時~17時(入場は16時30分まで)。月曜休館。観覧料は、大人=500円、大学・高校生=300円、小・中学生=100円。10月25日まで。

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