市内店舗と東村山のゆかりのアスリートを応援する「東村山エールラリー」が11月14日、始まる。主催は東村山市。
基本コンセプトは「スポーツにはみんな(人・まち)を元気にする力がある」。同市地域創生部東京2020オリンピック・パラリンピック推進課の三上聡史さんは「コロナ禍で苦しむ市内をスポーツで盛り上げられないかと考えた」と話す。エールラリーのモデルには、市内のスポーツクラブを強化拠点に活動するトライアスロン競技の古谷純平選手(三井住友海上)や米岡聡選手(同)など、市内ゆかりのトライアスリート、パラトライアスリートを起用した。
東村山市内にある151店で1回につき500円以上の買い物をしてシールを集め、赤・青・緑の3色のシールをそろえた人を対象に、地元産野菜や花のセット、親子で参加するトライアスリート交流会への参加権などを抽選で進呈する。スタンプカードは参加店で入手できるほか、ホームページでもダウンロード配布する。
三上さんは「過去にも開催したスタンプラリーイベントでは、さまざまなご意見をいただいた。反省点を踏まえて各団体と協議を重ね、151店に参加してもらうことができた」と話す。「対象店舗には、PayPayと連携して12月末まで行っている『がんばろう東村山!最大20%戻ってくるキャンペーン』に参加している店も多い。マスク着用などコロナ対策をしながら市内を巡り、イベントを楽しむことで市内を盛り上げてもらえたら」と期待を寄せる。
2020東京五輪・パラリンピックに向けて市内で活動を続けるアスリートや、苦しい状況下でも懸命に頑張っている店にエールを送る手段として、ハッシュタグ投稿も活用する。三上さんは「東村山エールラリーに参加した感想を『#東村山エールラリー』『#がんばろう東村山』のタグをつけて写真や感想と共にSNSへ投稿していただければ」と呼び掛ける。
1月15日まで。