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東村山に日替わり店主のイベントカフェバーを 老若男女が集う地域のハブに

イベントバーの外観イメージイラスト。東村山在住の漫画家・島田えりさんが手掛けた

イベントバーの外観イメージイラスト。東村山在住の漫画家・島田えりさんが手掛けた

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 東村山市出身の角田一帆さんが現在、地元の空き物件を改修し、地域のハブとなるイベントカフェ&バーをつくるためにクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で資金を募っている。

店内の間取りイメージ

 「人生のほとんどを東村山で過ごしてきた」という角田さんは、シャッター街の増えた地元に貢献したいと、昨年9月にはバナナスムージー専門店をオープン。店長の傍ら、地域に根差した活動をするべく奮闘している。

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 イベントバーをつくる理由は2つ。「一つはフリーで働きたい人が多くなってきていると感じたこと。いきなりフリーになるのは怖いが、まずは自分の好きなことを共有して成し遂げる実験的な場所があっても良いと思った。二つ目は、新型コロナウイルスの影響で当たり前だった関わり方がそうではなくなったこと。人と人とのつながりを大切にできるような場所を作りたい」と角田さん。

 オープン後は、昼に「鶏南蛮そば・鶏そば バード軒」が営業するほか、夜は日替わり店長がバーを運営する。「電車好きの店長なら電車バー、英語勉強中の店長なら英語バーなど、店長によってさまざまなバーが繰り広げられる」と構想する。そのほか、食料廃棄を防ぐ目的でシェア冷蔵庫を設置し、手作り雑貨や作品を販売する雑貨スペースも設ける。イベント情報などを掲載する街の掲示板も店頭に備え、地域の人が交流を深めるツールにしていくという。クラウドファンディングで集まった資金は、テナント費用や改築費に充てる。

 支援コースは1口1,000円~30万円。リターンにはバナナスムージーのチケットや雑貨ブースに3カ月展示できる権利、ディープな東村山を案内するイベントの参加券などを用意する。

 角田さんは「東村山のみんなが住みやすく、個性の違う方々が自分を自由に表現できる街になるように少しでも貢献できればうれしい。イベントバーという新しい形のバーを東村山に根付かせ、今夏に建立予定の志村けんさん像を見に来た方が寄っていくような場所にできたら」と期待を込める。

 目標金額は50万円。支援期間は1月30日まで。