小平の国土交通省国土交通大学校(小平市喜平町2、TEL 042-321-1541)が3月17日、「コロナ後を見すえた国づくり」をテーマにしたフォーラムを開く。
官公庁や地方公共団体、独立行政法人などの職員を対象に、測量や道路管理、各種マネジメントなどの研修を行っている同校。これまで地域交流の一環として毎年春に公開講座を行っていたが、今年は新型コロナ感染防止策としてオンライン開催する。
フォーラムは2部構成で開き、1部は、日本大学経済学部教授の中川雅之さんが「アフターコロナのまちづくり 変わる都心・郊外関係」をテーマに講演を行い、テレワークの普及などで変わる都市の姿について考える。2部は、国土学総合研究所長の大石久和さんが、国の財政とインフラ整備について講義する。
総務課長の松居孝道さんは「通常の研修をオンラインに切り替える中で要領もつかんできたため、初の試みとしてフォーラムをオンラインで開催する。有識者の知見を広く一般の方々にも知っていただけたら」と参加を呼び掛ける。
申し込みは2月2日から、国土交通大学校ホームページで受け付ける。定員150人。参加無料。申込締め切りは3月5日17時。