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小平に野生動物研究家のカフェ 自然豊かな環境生かし、コーヒーにもこだわり

開店準備が進む店頭に立つ里中さん

開店準備が進む店頭に立つ里中さん

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 動物研究家・動物ライターの里中遊歩(ゆうほ)さんが2月13日、東大和駅徒歩3分の青梅街道沿いに「遊歩堂珈琲(コーヒー)」(小平市小川町1、TEL 042-313-2660)をオープンする。

淡いグリーンの壁面に飾られた鹿の角と頭蓋骨

 「日本野生生物リサーチセンター」代表の顔を持つ里中さん。もともと文章での表現が好きで、レコード会社、広告代理店での経験を積んだ後にライターとして独立。小さい頃から興味を持ち続けてきた野生動物に対象を絞り、調査の傍ら執筆や講演、メディア出演などを通してその生態や魅力を紹介してきた。

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 「動物の専門家や研究者たちが話す言葉と、一般の人との間には距離があると感じていた。自分には長年研究者としてやってきた方のような経歴はないが、言葉でそれぞれをつなぐことはできるかもしれないと考えた」と当時を振り返る。

 多くのメディアを通じて発信してきた里中さんだが、「これまでは呼ばれて伝える場面が多かった。これからは自分がやりたいことを形にできる、人と直接話せる場所も作りたい」と2、3年前から店を持つ構想を始めたという。

 新型コロナウイルスの影響で開店時期や内容についてはぎりぎりまで悩んだものの、「捉え方はさまざまでも、皆ストレスを感じている。心のバランスを取る場所を作るために今、あえてチャレンジをしてみようか」と開店に踏み切った。近隣に野火止緑地や薬用植物園、玉川上水がある環境と、東大和駅から徒歩3分というアクセスの良さも考慮して同所を選んだ。

 「喫茶店のマスターになりたかった」という里中さんが提供するコーヒー(550円)は、著書「コーノ式かなざわ珈琲~コーヒーは好きですか?」で知られる金澤政幸さんの入れ方を採用。3分の1に圧縮された抽出液から作るコーヒーは「酸味がなく、すっきりした味わい」。メニューにはカレー、パスタ、コーヒーゼリー、ブラウニーなども予定し、コーヒー豆や抽出液の販売も行う。

 開店記念として、店内で販売予定の冊子やエコバッグ、Tシャツ、クリアファイルなどのオリジナルグッズを先着200人に進呈するくじ引きを用意する。

 里中さんは「今後はここを拠点に、野生動物について伝えるイベントなども企画したい。外に出なければできない経験をこの場所でも楽しんでもらえれば。野生動物の世界に興味はあっても、入り方が分からないという方にアドバイスもできるので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時。当面は不定休。

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