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小平に豆腐居酒屋「豆家」 豆の味生かした自家製豆腐にこだわり

店主の杉本さん

店主の杉本さん

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 小平の学園坂商店街に豆腐居酒屋「豆家(まめや)」(小平市学園東町1、TEL 042-312-3639)がオープンして1カ月がたった。

定食で一番よく出るという「牛すじ豆富」

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 店主の杉本智(さとし)さんは小平市出身。20年ほど前に営業職から飲食業へ転身し、国分寺の居酒屋「創笑」(そら)などを経て独立。1月25日、なじみのある学園坂商店街に店を構えた。「和洋中と幅広く作れる」という杉本さんだが、地元の客層を考慮し、年配客にも食べやすく好まれる豆腐を看板商品に据えた。店舗面積は約7坪、最大席数はカウンター8席とテーブル8席。

 メニューは、北海道産大豆を使った豆乳から作る「自家製秘伝の冷奴(ひややっこ)」(380円)、「本当はメインの出来たて豆富(とうふ)」「出来たて玉子豆富」(以上480円)、夜限定の「引き上げ湯葉」(680円)などを用意する。豆の味を楽しんでもらうため、冷奴や玉子豆富はだし汁を利かせてそのまま食べられる味に仕上げた。通常は温めた豆乳ににがりを加えて固める製法が一般的だが、冷たい豆乳とにがりを合わせて蒸すことで、やわらかな食感を目指した。

 そのほか、自家製タルタルソースを加えた「ポテトサラダ」(380円)や「栃尾油揚げ焼き」(480円)「蒸しチャーシュー」(580円)なども。一品料理以外には、「牛すじ豆富定食」「チャーシューエッグ定食」「焼魚定食」(以上800円、自家製冷奴付き)など6種類の定食メニューのほか、ビールや酎ハイなどのドリンクもそろえる。

 杉本さんは「昼から飲んでもいいし、夜に定食を食べてもいい。仕入れた食材で作れるものなら、リクエストにもできる範囲で応えたい。気の抜けない状況が続くが、たまにはゆっくりと時間を過ごしてもらえたら」とほほ笑む。

 当面の営業時間は12時~20時。水曜定休。現在は席数を減らして営業中。

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