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小平・武蔵野美術大で芸文学科の卒業制作展 後輩らが「裏方」で後押し

「簡単そうでとても難しかった」というポスターのパネル貼り

「簡単そうでとても難しかった」というポスターのパネル貼り

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 武蔵野美術大学(小平市小川町1)芸術文化学科の「卒業研究・制作展」と同大学院の「芸術文化政策コース修了展」が3月11日から、同学鷹の台キャンパスで開催される。

「受け手にも見やすく、読みやすいデザイン」を目指したDM

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 「アートと社会をつなぐデザインができる人材の育成」をテーマに学ぶ同学科の4年生72人、大学院生3人による展覧会。大学生活で学んできた研究成果を冊子やパネル、絵画、映像などのさまざまな表現で展示する。

 これまで4年生と大学院2年生が行ってきた卒展の広報や記録の部分も授業の一環と位置付け、1~3年生による「卒展裏方プロジェクト」を発足。卒業生が研究・制作に注力できるよう昨年9月から準備を進め、「裏方」の力でバックアップしてきた。

 同科1年生で広報担当の石崎美智さんは「コロナ禍の中、いかに多くの人に卒展を見てもらうかを考えた」と話す。現地への来場者数を制限する代わりにオンラインプログラムやSNSを導入し、これまで来場できなかった首都圏以外の人も参加できるようにした。

 来場とオンライン参加の両方に対応する「芸文卒展ツアー」では、卒展裏方スタッフと共に展示を体感する「まるっとたくさんコース」、制作者である4年生・院生らの質問を受け付ける「のんびりじっくりコース」、来場者・裏方スタッフと会話を楽しみながら鑑賞する「いっしょにはなそうコース」を用意。それぞれ日時を分け、計6回行う。そのほか、舞台裏にスポットを当てたドキュメンタリー映像「卒展2020」をユーチューブで、卒業研究のアーカイブをインスタグラムで公開する。

 オンライン参加は事前予約不要。各ツアーの開始日時にツイッター、フェイスブックで配信されるZoomリンクから視聴できる。石崎さんは「来場予約はすでに埋まっているが、オンライン参加は定員に余裕があり参加回数に制限もないので、少しでも多くの人にムサビの卒展、中でも芸文に興味を持ってもらえたら」と意気込む。「本年度の卒展では、オンラインでも見やすく読みやすいデザインを心掛けた。心がつかまれ、動かされるような感覚を楽しみ、新たな興味との出合いの場にしたい」とも。

 キャンパスでの展示は3月14日まで。開催時間は9時~17時。

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