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東久留米に韓国食品「美豚ストア」 地元韓国料理店の弁当や総菜も販売

スタッフの鮮于恩さん(左)。アニメ声優や東久留米のコミュニティーFMでパーソナリティーも務める

スタッフの鮮于恩さん(左)。アニメ声優や東久留米のコミュニティーFMでパーソナリティーも務める

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 東久留米の韓国料理店「美豚(びとん)」(東久留米市新川町1)が昨年5月から店舗前で販売する弁当が好調で、この需要に応えるかたちで6月、韓国食品の物販専門の2号店「美豚ストア」(神宝町2)をオープンした。

商品や手描きPOPの色合いがカラフルで明るい雰囲気を演出する店内

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 プルコギ丼、ヤンニョムチキン丼、キンパなど、600円均一の弁当は「日に70~80個は販売する」という。スタッフの鮮于恩(せぬおん)さんは、「コロナの影響で落ち込んだ売り上げを補うために始めたが、結果的に店の認知度を高め客の増加につながった」と話す。

 今回の出店は、以前から本店で取り扱っている韓国食品が堅調なことに加え、自身がハマっている「韓国ドラマブームに背中を押された」と鮮于さん。

 韓国食品がズラリと並ぶ約15平方メートルの店内には、本店で調理した弁当や総菜が毎日入荷する。「話題」の韓国チキン、チーズボール、定番のキムチなどは「即完売」する同店の主力商品だ。

 その他、インスタントラーメン、お菓子、調味料、飲料など、「新大久保の韓国食品スーパー並」の豊富な品ぞろえを売りにする。物流関係の仕事をする親戚が新大久保から直接、安価に仕入れるため、東久留米でも韓国の味が手軽に手に入るという。

 「シンプル&ちょっとかわいい」というコンセプトの下、「韓国食品を知らない人も手に取ってほしい」と、手書きの黄色いPOPを商品に添えて「分かりやすさ」を工夫する。「若い人はもちろん、主婦や男性にも気軽に利用してほしい」と鮮于さん。定番商品は大切にしつつ、「若い層を意識した商品展開を試行錯誤している」とも。

 酒類の問い合わせも多く、「マッコリやチャミスルなどは特に需要が高い」という。鮮于さんは「取り扱い許可が下り次第、販売していきたい」と、今後の展望を話す。

 営業時間は10時~20時。月曜定休。

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