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小平の商店会が、ツイッターでハロウィーンのフォトコンテスト ローカルイベントが全国規模に

昨年の受賞作品

昨年の受賞作品

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 西武新宿線小平駅周辺の商店会で組織する「日本一丸ポスト連合商店会」が10月24日、ハロウィーンの仮装をして撮影した写真や動画をツイッターに投稿するフォト&ムービーコンテスト「#こだハロ2021」を始めた。

参加者は趣向を凝らした仮装で参加する

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 同商店会では毎年、ハロウィーンに仮装した参加者が街巡りをするイベントを行なってきたが、昨年はコロナ禍で密になるイベントは自粛に。代わりに、ネットを使ったフォトコンテスト「#こだハロ2020」を開催した。「ただ黙って中止にはしたくない」と、スタッフらが知恵を絞り提案したという。

 いざふたを開けると「予想外の大きな反響があった」と会長の清水誠さん。小平のローカル商店会の発信にもかかわらず、「全国から800枚を超える作品が寄せられた」と驚きを隠さない。「商店会が用意した賞品だけでなく、イベント参加店から提供された店舗賞が好評だった」という。「投稿や閲覧など、外出しなくても楽しめるイベントが奏功したのでは」と振り返る。

 今年のテーマは「バズ(拡散)」。ツイッターを現代のクチコミと捉え、リツイートによる全国的な広がりに期待を寄せる。賞品にも工夫を凝らし、話題性のある「ダイヤモンド」を特賞にすることで、前年を上回る規模の全国的な広がりを狙う。清水さんは「誰でも気軽に参加できるフォトコンテスト。今年の賞品は昨年よりちょっと豪華。外出不要で参加できるので、多くの人に楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 「こうした取り組みを通じて『小平駅前には、すてきな店がたくさんあるんだ』と少しでも興味を持ってもらえれば」と清水さん。「SNSなら地域の商店街でも全国的な注目を集められる。今後はオンラインでも買い物ができるようにして、参加店の商品やサービスを、遠方の人でも買えるようにしたい」と意気込みを見せる。

 参加方法はホームページで確認できる。11月7日まで。

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