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小平に植物専門書店&無添加素材の菓子店 同時オープン

「草舟あんとす号」オーナーの宮岡絵里さんはタロット占いやフラワーレメディの調合も

「草舟あんとす号」オーナーの宮岡絵里さんはタロット占いやフラワーレメディの調合も

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 植物の本を扱った小さな新刊書店「草舟あんとす号」(小平市小川町2)と無添加素材を使った焼き菓子店「Conafe(コナフェ)」が、同じ敷地内に同時オープンした。府中街道から一本入った静かなエリアに「コトリ花店」を含めて個性的な店が3軒並んだ。

プレゼント用のタグやドライフラワーなどもある(Conafe)

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 「草舟あんとす号」店主の宮岡絵里さんはバーネットの名作「秘密の花園」を30代で読み、いつか植物の本屋を作りたいと考えていたという。主人公のメアリーが徐々に植物に引かれていくように、「身近なところから植物に親しんでほしい」と、お薦めの本をセレクトし、植物の種(300円)やお茶(漢方美人1,080円)、ポストカード(1枚216円)など、幅広くそろえる。

 「コナフェ」では国産小麦やきび砂糖、米油など、無添加素材を使い、素朴でやさしい菓子を販売。アトピーの人でも食べられるようにと、一部の商品を除いて焼き菓子については卵乳製品除去となっている。店主の中田ひろこさんは「かつてはカフェなどへ卸販売していたが、店を構えることでコナフェファンのお客さまと直接コミュニケーションを持てるようになった」という。オーガニック白みそ入りクッキー(270円)やほろほろクッキー(300円)、トライフル(400円)などを販売。「お菓子のおくりもの」をテーマとし、ドライリーフや手作りのタグを用意して、かわいらしいラッピングにも応える。

 「草舟あんとす号」では10月14日、「手仕事と古本と魔法マルシェ」を開催(雨天中止)。古本や珍しい野菜を販売するほか、身体ほぐしを受けられるようにする。

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