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東村山在住カメラマンの写真展 アイヌの暮らしを25年以上発信

展示作品より

展示作品より

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 東村山市立中央公民館(東村山市本町2)で3月13日、宇井眞紀子(ういまきこ)写真展「アイヌ、現代の肖像」が開催される。首都圏に暮らすアイヌや、北海道の二風谷(にぶだに)の人々を捉えた写真など約70作品を展示する。主催は東村山市。

写真家・宇井眞紀子さん

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 宇井さんは東村山市在住。25年以上にわたり「アイヌの人々」の暮らしや民族の伝統を取材・撮影し、彼らの「現状」を発信し続けてきた。その功績が認められ、昨年日本初の女性報道写真家を記念した「第1回笹本恒子写真家賞」を受賞。昨年行われた受賞記念展で展示した作品を見ることができる。

 同市が人権啓発活動として取り組む多磨全生園「人権の森」構想への理解も深く、写真展「いのちの森に暮らす~ハンセン病療養所多磨全生園のいま~」の開催、同名写真集の出版にも尽力してきた。

 同市担当者は「宇井さんは、『大好き東村山写真コンクール』でも17年間審査員を務めている。多くの方がこの写真展を通じさまざまな人権問題があることに触れ、学び、身近な問題として感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~21時。オープニングセレモニーは13日19時~。入場無料。今月18日まで。

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