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東久留米の上の原地区にホームセンターと温浴施設 事業者が決定

上の原地区の事業計画

上の原地区の事業計画

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 東久留米市の旧東久留米団地(東久留米市上の原1)周辺の再開発事業で計画されている店舗のうち、ホームセンターと日帰り温浴施設の事業者が明らかになった。

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 上の原地区は同市の北東端に位置し埼玉県新座市に隣接している。同事業は、老朽化したUR都市機構の東久留米団地の建て替えや隣接する公務員宿舎の廃止に伴い、地区全体を再整備するもので、複合多機能都市を目指して行われている。

 計画によると、公園や屋外運動施設のほか、ホームセンター、日帰り温浴施設、複合商業施設(家電販売店、衣料品店、100円ショップ、弁当販売店、ドラッグストア、コンビニエンスストアなど)の出店が予定される。現在はURの賃貸住宅の建設が終わり、西友の食品スーパーや郵便局、医療施設などが既にオープンしている。

 商業地域を管理する三井住友ファイナンス&リースによると、今回明らかになった事業者は2社。ホームセンターは「スーパービバホーム」などを展開するLIXILビバの店舗で、同社としては初の東京都下(23区外)への出店となる。日帰り温浴施設は愛知県内に「湯楽」など3店の温浴施設を展開するZIPで、こちらも東京には初出店となる。

 同地区内には「上の原中央運動広場」もオープンし、いつでも、誰もが自由に利用できる無料施設として開放される。子どもが自由にキャッチボールをできるほか、少人数でのサッカーのボール遊びや子ども同士、親子でのバトミントンなど、気軽に体を動かすことができる運動施設となるという。

 同市の並木克己市長は「『自然と調和した“複合多機能都市”を目指して』をコンセプトに、緑豊かな景観を保全しつつ、生活サービス、健康増進、業務、教育、住宅など多様な機能を導入した。まちのにぎわいと活力を生み出し、生き生きと活動するエリアとして期待している」と話す。

 各店舗のオープンは2018年11月を予定。

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