西東京市・障害者総合支援センター「フレンドリー」で12月21日、「ハンサムママ」プロジェクト参加者によるランチ交流会が開催された。
「『働く』のある子育て」をテーマとし、仲間づくりやライフ・デザイン、創業の知識を学び、実践を通して独り立ちするための伴走型サポートを行っている同プロジェクト。同市産業振興課が推進し、昨年度から40回以上の講座を開催している。11月に開催された「ハンサムママ・フェスタ」は出店者22組、来場者は850名にのぼった。
この日の参加者はブランディング・コンサルタントやファイナンシャルプランナー、音楽家、お菓子教室の主催者など、多彩な分野から約30名が集まった。全員が1分間の自己紹介を行い、その後は立食での交流会が行われた。すでに創業している人から趣味を仕事にしたい人まで、お互いの商品・サービスについて話し、アドバイスや出店先の情報を交換するなど、熱心な交流が行われていた。
同市では、「創業サポート施設開設支援事業」として、2018年度中にシェアスペース、シェアキッチンなど新たな拠点2カ所の開設を支援する。「ハンサムママ」だけでなく一般の事業者も登録・利用が可能。事業の詳細、各拠点の入居事業者募集は今後発表される。
同プロジェクトのコーディネーター兼メイン講師の浅川絢子さんは「さまざまな講座やフェスタを通して、事業だけでなく皆さんが成長しているのを本当に嬉しく思う。今後も創業や成長につながる講座や実践の場にしていきたい」と語った。
次回、参加型セミナー「“働く”のある子育てライフをデザインしよう」は、1月11日新町児童館、16日北町ふれあいセンターで開催される。いずれも10時~10時45分、参加無料。