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西東京と東久留米で「製菓リレー」 「だがしの日」に2店を周回

「だがしやかなん」店内

「だがしやかなん」店内

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 西東京と東久留米で3月12日、「聖火」に見立てた駄菓子を持ってハート形のコースを走る「笑顔をつなぐ製菓(せいか)リレー」が行われる。主催は、「ヤギサワベース」(西東京市)と「だがしやかなん」(東久留米市)。

「ヤギサワベース」店内

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 「お菓子の神様」といわれる田道間守公(たじまもりこう)の命日(3月12日)にちなみ、菓子メーカーなど18社で組織する「DAGASHIで世界を笑顔にする会」が2016年に認定した「だがしの日」。

 「ヤギサワベース」店主の中村晋也さんと「だがしやかなん」店主の山永和子さんは、北多摩でも「だがしの日」を盛り上げようと、今回初めて合同でイベントを企画した。2人は子どもたちの居場所として駄菓子店を始め、地域イベントや行事にも積極的に参加という共通点を持つ。

 「笑顔をつなぐ製菓リレー」には、店主2人をはじめ、有志ランナー約10人が参加。両店を結ぶ往復10キロほどの距離を遠回りした「ハート形のコース」約16キロの道のりを走る。

 3月10日は子ども向けに「だがしの日」プレイベントを行う。両店共通で、「だがしの日の紙芝居」や、つばめ玩具製作所公認大会「ソフトグライダー選手権」(13時、参加費100円)、地域の交流の場として開設する「駄菓子バル」(18時、駄菓子食べ放題=800円、酒とつまみ持ち寄り、未成年のみでの参加不可)を行う。イベント参加者は、無料で駄菓子のつかみ取りに挑戦できる。

 このほか、「だがしやかなん」で、「だがし釣り」「ポップコーン・綿あめ販売」(11時~17時)を行う。「ヤギサワベース」では、「だがしやライブ」(11時~随時)、アマチュア落語家による「子ども寄席」(15時~)を行う。入場無料。

 中村さんは「子どもや地域の人をつなぐ場所として、駄菓子屋を作った。ゆくゆくは駄菓子屋巡りなどを企画し、感覚の近い人から、地域・子ども・駄菓子屋のネットワークを深めていきたい」と話す。

 山永さんは「得意なことが違う2つの店。お互いできることで協力し、それぞれのコミュニティーを作っているが、地域や人をつなぐ思いは同じ」と笑顔を見せる。

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