東久留米駅北口周辺で9月10日、「第2回東久留米ジャズフェスティバル」が開催される。東久留米ジャズスクエアと題し、4つの会場でさまざまなジャズイベントを並行して行う。主催は「東久留米からジャズを実行委員会」。

ワークショップで作る、竹シェーカー。

　同会は東久留米をジャズが聞こえる街にしようと有志が集まり、昨年9月に第1回のジャズフェスを開いた。今年の会場は、「タリーズコーヒーEmio東久留米店」「磯丸水産東久留米北口駅前店」「オニオンマジック102」「ガレリア・ジンドー・アネックス」の4店舗。

　子ども向けイベントを行うのは「ガレリア・ジンドー・アネックス」。市内の名所「竹林公園」にちなみ、竹を使った楽器作りに取り組むワークショップを行う。作った楽器を使って、宮地楽器東久留米センターの講師らによる演奏に参加することもできる。大人も参加可能で、親子で楽しむことができるという。

　「オニオンマジック102」では「ジャズを食べる」と題し、2つのバンドのライブを同店自慢のカレーを食べながら聞くことができる。ゲストバンドに竹楽器である尺八をメインにした「尺八ジャズプロジェクト」を迎え、さらに地元出身のギタリストらによるホストバンドの演奏も行う。

　「磯丸水産」2階ではジャムセッションが行われ、楽器を持ち込めば誰でもホストバンドとセッションができる。「タリーズコーヒー」ではサックス・ピアノ・ベースのトリオの演奏などがコーヒー代だけで楽しめる。

同会事務局長の藤光直美さんは「4つの会場は少しずつ時間がずれているので、はしごして聴くこともできる。いろいろな世代が参加して楽しめるイベントを目指したい」と話す。

　竹楽器のワークショップは参加費500円（11時30分～、13時～、14時30分～）。「ジャズを食べる」はチケット2,000円で要予約（18時～）。ジャムセッションの参加費は1,000円（11時30分～、14時～）。