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小平で画家・田中美樹さん初個展「星のお告げ」 下松降星伝説をモチーフに

画家の田中美樹さん

画家の田中美樹さん

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 画家の田中美樹さんの個展「星のお告げ」が7月12日、小平のギャラリー&カフェ「カミカワハウス」(上水新町2)で始まった。

小平で画家・田中美樹さん初個展「星のお告げ」 下松降星伝説をモチーフに

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 田中さんは2016(平成28)年に東京造形大学を卒業して以来、初の個展となる。民家の2階を改装した18畳ほどのギャラリーに、大小さまざまな作品8点を展示する。

 作品のモチーフは、田中さんの祖父母が住む山口県下松(くだまつ)市の降星伝説。この伝説は「推古天皇の時代(595年)、現在の金輪神社にあった松に星が降り、7日7晩輝き続けた後、百済(くだら)の皇子がやってくる」というもので、実際に、その3年後に琳聖(りんしょう)太子が来たとされている。

 琳聖太子が実在しなかった可能性が高いと知ったのをきっかけに、田中さんは「自分の信念や思い込みが根底から揺らいでいく様子を作品に反映した」という。「作品を通じて、自分の信じているものに疑問を持つきっかけにしてもらえれば」と来場を呼びかける。

 営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休。今月16日まで。

※2023年7月13日、本文に誤りがあったため一部修正いたしました。

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