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清瀬コミュニティーバスに「EVバス」導入へ スマホ・家電への電源供給も

EV車両のデザイン案イメージ

EV車両のデザイン案イメージ

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 清瀬市がコミュニティーバス「きよバス」にEV車両を導入する。渋谷桂司市長が2月22日、来年度の予算案に関する記者会見で発表した。

現行の「きよバス」車両

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 導入について、渋谷市長は「温室効果ガス排出削減や市民への環境意識の啓発が期待できる」としたうえで、「非常時は、バッテリーを利用してスマートフォンや家電等への電力供給も可能」と話す。

 市は、現在運行中の3台のうち1台をEVバスに切り替える計画。2024年2月の運行開始を予定する。来年度の当初予算案で2,700万円を計上し、自治体が電気自動車などを路線バスに導入する費用のうち3割を支援する、東京都と国土交通省の制度も活用する。

 コミュニティーバスのEV車両導入は、多摩26市の中では八王子、羽村市に次いで3番目となる。「きよバス」は、市内の野塩・中里地区の公共交通の不便を解消するため、2009(平成19)年1月に運行開始。主に西武池袋線清瀬駅と同秋津駅を結ぶ。

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