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清瀬・空堀川近くの住宅街に「森のカフェ アイビー」 自宅改装し夫婦で開業

「忙しい日常を忘れて、少しでも非日常を感じ、くつろいだ時間を過ごしていただければ」と来店を呼び掛ける(左から)真理さん、店主の沖永洋祐さん。

「忙しい日常を忘れて、少しでも非日常を感じ、くつろいだ時間を過ごしていただければ」と来店を呼び掛ける(左から)真理さん、店主の沖永洋祐さん。

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 清瀬の住宅街の一角で、自家製パンを使ったサンドイッチやコーヒーを提供する、「森のCafe(カフェ) アイビー」(清瀬市梅園3)がオープンして3カ月が過ぎた。

メニューは既製品を使わず自家製にこだわる。人気メニューは、自家製パンを使った「自家製ハーブチキンサンド」と「えび&アボガドサンド」(以上700円)。デザートやドリンクを付けたセットメニューも用意する

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 店主の沖永洋祐さんが前職で覚えた大工の技術を生かし、自宅1階部分を改装して、およそ1年をかけて造り上げた。白を基調に木目調で統一した約16坪の店内は「森の中のペンションをイメージした」という。

 志木街道から50メートルほど入った、住宅地に立地する同店。店の前の道路は狭く、行き止まりのため、住民以外の流入は少ない。しかしこうした立地が客には好評だという。「月に何度も通う若い男性客や休日のファミリー層の来店も多い」と妻の真理さん。「コロナの影響もあり、近所で済ませる人が多いのでは」とも。

 近くを流れる空堀川は、清瀬市指定のウオーキングコースとして人気がある。気軽に自然と触れ合えることから市外からの利用者も多いため、コースから見える位置に看板を置いたところ、運動帰りやペット連れの客が増えたという。

 20代後半まで、フレンチシェフの下で修業した洋祐さん。結婚後、ファミレス業界へ転職し、店長や設備管理などの業務に携わってきた。定年退職をきっかけに、人好きで話し好きな真理さんの性格もあり、「人と気軽に話をしながら経営できる」との思いでカフェの開業を決意。コロナ過で飲食店に逆風が吹く中、「逆らうように準備してきた」と振り返る。

 銀座で歌の仕事をしていた真理さんの経験を生かすため、軽防音の設備を施した店内は、アコースティックに特化した音楽教室やコンサートの会場としても利用するほか、絵画などを展示するギャラリーとしての活用も想定する。

 屋号の「アイビー」は、2人が結婚前に借りたアパートの名前「アイビーハウス」から取った。2人で歩み始めた「思い出の原点」だという。真理さんは「何も無いところから始めて、今までやってきた。定年退職してまた何もない所から始める。そんな思いを込めた」と笑顔を見せる。

営業時間11時~19時(日曜・祝日は17時まで)。月曜・火曜定休。

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