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清瀬のキッチン専門整理収納アドバイザー、活動開始から1年

整理収納アドバイザー一級の資格を持つ、上野巴絵さん

整理収納アドバイザー一級の資格を持つ、上野巴絵さん

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 キッチンの片付けを専門にアドバイスする「Hapi Link(ハピリンク)」(清瀬市)がサービス開始から1年がたった。整理収納アドバイザーの上野巴絵さんは保育園の給食調理の経験を生かし、キッチンの片付けを専門にアドバイスすることで、ファンを増やしてきたという。

清瀬市主催の女性起業イベント「キヨセdeフェスタ」にも参加する

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 生まれも育ちも清瀬市の上野さんは「片付けが好きな子ども」だった。結婚して家族ができてもそれは変わらず、「夫に行き過ぎた断捨離を強要してしまい、溝ができてしまった」と当時を振り返る。ストイックな性格からか、一人で全てを抱えてしまい、それが原因で「いつもイライラしていた。自分だけで頑張っても駄目。夫や家族に頼ることが大切」と話す。

 自分の「好き」を生かすために、「整理収納アドバイザー」一級の資格を取得し、これを仕事にやっていこうと決めた2020年6月、コロナウイルスが本格化。依頼者の自宅へ訪問して片付けサポートをする道は断たれてしまった。

 諦めない上野さんは、インスタグラム、LINEで集客を行い、ズームを使ったオンライン講座に活路を見出した。片付けやダイエットなどの情報を日々発信し、同世代の主婦らを中心にフォロワーを増やし、現在では1100人を超える。「オンラインでも、片付けのアクションプランを一緒に考えながら、迷子になることなく、必ずゴールへたどり着ける」と自信を見せる。

 保育園では給食を調理する仕事をし、料理が好きで、片付けも好き。常にキッチンの効率化を模索していた上野さん。「よく考えたら、私、ずっとキッチンにいる」と気が付いたのをきっかけに、自分の「得意」を生かし、キッチンの片付けを専門にアドバイスすることにした。

 「片付けは、引き算思考」だという。「まずは物をなくして少なくしないと、収納するために棚を購入するなど、新たに物を増やす必要が出てくる」と上野さん。選択肢が少なければその分、時間が短縮されて自由な時間を持てるだけでなく、本当に必要な物が見つけやすくなる。

 こうした思いから今年8月に、5年間勤務した保育園を退職しフリーランスとなった。「不安はいっぱいある」としつつも、「これまで、たくさんの中から、好きな物だけを選んで残してきた。人生や仕事も同じで、整理しないと見つけられない物がある」と話す。

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