ひばりが丘パルコ（西東京市ひばりが丘1）で10月20日から、地域住民と共に楽しむ参加型企画「ひばり文化祭」が開催される。「地域住民やパルコのショップが参加する、手作りのカルチャーの祭典」を目指し初めて開かれる。

旧田無町駅（現ひばりヶ丘駅）と自由学園生。自由学園教授らによる「まちの歴史」も

　市内在住のアーティストで切り絵作家・小出蒐(しゅう)さんによる「切り絵展示会」とワークショップ、近隣にある自由学園の大学部教授陣による「街の歴史」講演会のほか、同校パン工房からは人気のパン販売なども行われる。

　住吉町で19代続く農家「岩崎レイモンドファーム」は朝採り野菜の直売や野菜に関する講座を行うなど、いずれも地元で活躍する「人」や「コト」を日替わりでラインアップ。そのほか、地域に根ざしたショップ、落語家、ミュージシャン、商品を身近に感じてもらえるよう工夫した同店テナントの出店もある。

　同時期（28日・29日）に行われる「にわジャム」（一般社団法人「まちにわひばりが丘」主催）との共同イベントライブも開催。

　パルコひばりが丘店・広報担当の江本さんは「地域と共に創り上げる参加型の企画も、17日間もの長期イベントを組んだのも初めてのこと。そんな特別な『ひばり文化祭』を、地域の方々のコミュニケーションの場、学びや体験の場として活用いただければ」と話す。

　営業時間は10時～20時。11月5日まで