多摩六都科学館プラネタリウム(西東京市芝久保町5)で現在、全編生解説プラネタリウム「全天88星座～光が語る天球の地図～」が上映されている。

　この番組では、東久留米市在住の女性アーティスト大小島真木さんが描いた全88星座の絵を使う。大小島さんは世界各地で壁画を描いたり、都心で大規模な個展を開いたりと注目を集めている若手画家で、鮮やかな色をふんだんに使った目を引く色彩の絵が特徴。

　大小島さんは「何千年もの昔から、星と星をつなげて夜空に物語を作ることは人間と宇宙をつなぐ営みだった。新しい星座絵には、水や森の存在を形の中に共存させ描いていて、天体を含む全ての生命がこの瞬間を動き続けていることを思いながら作った」と話す。

　上映は、火曜・木曜・金曜＝15時50分～、水曜・土曜・日曜・祝日＝13時10分～と17時50分～。7月14日まで。