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小平に自家焙煎コーヒー豆専門店 生豆の特徴生かす焙煎にこだわり

水色が目を引く「unknowncoffee」の外観

水色が目を引く「unknowncoffee」の外観

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 小平駅北口・東京街道沿いの自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「unknowncoffee」(小平市美園町2)が11月6日、オープン1カ月を迎えた。

豆をディスプレーする台も店主の手によるもの

 店主のうちぼりみきおさんが開業を決意したのは、昨年の夏「とある店で焙煎されたシングルオリジンのコーヒーを飲んで、衝撃を受けた」ことがきっかけ。元々コーヒーが好きでいろいろな店を巡っていた中、開眼する出合いだったという。「苦味がなくすっきり飲める、お代わりできるコーヒーを目指したい」と焙煎の勉強を始め、ほれ込んだ店に自分が焙煎した豆を持ち込んでアドバイスを受けながら研究を重ねた。

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 「店をやるなら地元で」と、出身地である小平に店舗を構えた。築50年の物件を解体するところからスタートし、「内装も自分で手掛けたい」と主に週末を利用したDIYで床や天井、カウンターに至るまでほぼ一人で仕上げたという。店舗は今年6月に完成したが3カ月間は焙煎に専念し、プレオープン期間を経て10月6日に開店した。

 20坪の店内は入り口で靴を脱ぐ形式で、基本はカウンター4席のみ。カフェスペースとしての利用は考えていないといい、ソファ席はイベント時のみ開放する。「豆売りを専門でやっていきたいので、味の紹介をするためにカウンター席を設けている。テイスティングして好みの豆を見つけてもらえたら」と、うちぼりさん。生豆の特徴を最大限に生かす焙煎にこだわる。

 店内で提供するメニューは、3種類の豆を飲み比べできるテイスティング(700円)のみ。それぞれ80ミリリットルの透明なカップで提供し、透き通る色を楽しんでほしいという。販売するコーヒー豆は全てシングルオリジンで、ハワイの「カウ コーヒーミル農園」(100グラム=2,500円)やエチオピアの「イルガシェフェ コケ村」(同1,200円)など常時6種類程度を用意する。特に産地は限定せず、生産シーズンに合わせた新しい豆を仕入れる。

 うちぼりさんは「豆の硬さによっていり加減を調整している。『香りを感じる』ようなコーヒーを目指したい。味わいは刻々と変わっていくので、自由に味の変化を感じてもらえれば」と話す。

 営業日は火曜・木曜・土曜。営業時間は11時~19時。