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東村山にベーカリー「MAU PAN」 長時間発酵で「シンプルなおいしさ」目指す

店主の馬場さん

店主の馬場さん

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 西武多摩湖線・八坂駅から徒歩5分にあるマンションの1階に、ベーカリー「MAU PAN」(東村山市栄町3)がオープンし3カ月を迎える。

馬が逆さまになった「まうパン」のロゴ

 生地には卵を使わず、全て国産小麦で仕込む「毎日食べられる食事パン」を主力とする同店。9月28日のオープン日は、店の向かいにある八坂小学校の運動会と重なったこともあり、店外にまで行列ができた。現在は徐々にリピーターが増え、閉店前に完売する日もある。ショーケースには常時25種類前後のパンが並ぶ。

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 店主の馬場裕樹さんは「店をするなら生まれ育った地元で」と、出身地である東村山に店舗を構えた。家族客などが気軽に来店できるように駐車スペースのある物件を探し、内装は一から手作りした。無機質なコンクリートと木の温かみを組み合わせた売り場は、妻のアイデアを基に友人がデザインしたもの。「子連れのお客さまにも落ち着いてゆっくりパンを選んでもらえるように」と子どもが遊べるスペースも設けた。

 商品は、水を加えず牛乳でこね上げた生地に蜂蜜の甘さが優しい「まうパン」(ハーフ=550円、ホール=1,100円)、フランスパンと同じ配合でサンドイッチに合うという「チャバタバゲット」(ハーフ=150円、ホール=300円)、小麦粉から起こした天然酵母を使い酸味ともちもちした食感が特徴の「ロデヴ」(ハーフ=350円、ホール=700円)、練乳と蜂蜜入りでしっとりとして濃厚な味わいの「ミルク食パン」(650円)の4種類をベースに、日替わりでサンドイッチやタルティーヌ、ピザなどの総菜パンもそろえる。

 馬場さんが大切にしているのは「手をかけすぎず、良質な素材をシンプルにおいしく味わうこと」。使うイーストは一般的な量よりも3分の1~10分の1程度と少なく、「長時間発酵させることでイーストを最小限にし、小麦の香りをしっかり感じることができる」という。前日に仕込むためどのパンも数量限定だが、取り置きも可能。

 馬場さんは「小さい子どもたちが大人になっても買いに来てくれる、『MAUPAN』のパンを食べて育ったと言ってもらえるような店にしたい」と話す。

 営業時間は10時~18時(なくなり次第終了)。日曜・月曜定休。駐車場2台あり。

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