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西東京で「こもれび第九演奏会」 プロオケと共演する合唱参加者募集

合唱指導の講師を務める高橋淳さん。コンサートではソリストとして出演

合唱指導の講師を務める高橋淳さん。コンサートではソリストとして出演

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 西東京市・保谷こもれびホール(西東京市中町1)で12月に開催される「フレッシュ名曲コンサート こもれび『第九』演奏会」での「第九」合唱の市民参加を募る追加募集が7月1日、始まった。

年末に「第九」の声が響き渡る保谷こもれびホール

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 著名な指揮者、ソリスト、オーケストラと同じステージに立つ「こもれび20周年記念合唱団」を編成する。市民と共に盛り上げるべく、市内外の近隣市民や音楽愛好家などに合唱への参加を募っている。

 合唱団は、ソプラノ・アルト・テノール・バスの混声4部編成。本番に向け全18回行われる練習会では、プロの指導を受けられる。講師は、演奏会当日もソリストとしてステージに立つ高橋淳さんのほか、サブ講師を務める伯田桂子さん、ピアニストの齋藤亜都沙さん。原語(ドイツ語)による第九の市民合唱団を作り上げ、12月21日にリハーサルを行い、22日本番のステージで盛大に披露する。

 今回の公演では、モーツァルト「交響曲第9番 ハ長調」のほか、「第九」として知られるベートーヴェン「交響曲第9番 ニ短調“合唱付”」を演奏する。指揮は飯森範親さん、演奏は東京交響楽団。ソリストに、鷲尾麻衣さん(ソプラノ)、塩崎めぐみさん(メゾソプラノ)、高橋淳さん(テノール)、岡昭宏さん(バリトン)を迎える。

 同ホールは今年開館20周年を迎え、記念式典や市民によるパネル展示なども行っている。市民が参加する合唱団の編成は、市の文化芸術活動の拠点としてさまざまな取り組みを行ってきた同ホールならではの取り組み。当事業担当者は「今回のこもれび第九合唱団を通じて、市内外、近隣の皆さまと20周年をお祝いしたい。プロの指揮者、ソリスト、オーケストラと同じステージに立てる貴重な体験となっているので、多くの方に参加いただきたい」と呼び掛ける。

 合唱練習の日程は、8月22日より毎週水曜(全18回)。場所は保谷こもれびホール・小ホール(12月はメインホール)。時間は18時30分~21時。参加費は2万円(友の会会員は1万8,000円)。応募資格は18歳以上。参加条件の詳細は、配布中のチラシまたは保谷こもれびホール(TEL 042-421-1919)で確認できる。

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